ハレの箸

　ハレの箸は昔から神事、儀式、祝儀や大切な来客をもてなす「ハレの日」に用いる目出たい箸で、特に此の両細の白い柳箸は王朝時代の饗宴や室町時代の本膳料理、又、江戸以降の冠婚葬祭に正式の箸として使われて来ました、「ハレの箸」は原則として割箸同様一回の使用で捨てるのが習慣で、清浄感の強い日本人独特の美意識なのです。