この器の特徴は何と言っても、その質感です。樹木の表皮を思わせる豆角皿です。
とてもシンプルで地肌の凹凸だけで表現しています。安っぽさがなく、とても上品な器で癒される感じがします。
何を盛り付けようか色々アイデアが浮かんできます。和菓子、お酒のおつまみ、フルーツ、お漬物、生チョコレート・・・・おもてなし風に。和洋どちらの料理にも使用できるところが嬉しいです。
野田さんの黒い器は、使っていくうちに艶がでてくる特徴があります。どのように育っていくか考えるだけで楽しくなってきます。
木の表皮を思わせる凹凸は、土の乾燥時の収縮率の違いにより表現されたものです。凹凸模様は、1枚1枚違っていますのでご了承くださいませ。
≪参照≫
墨樹 5寸角皿 こちら
<黒い器の扱い方>
私の黒い器は 使い込む内に油分が回り、ほんのり艶が出て、
色が深くなる 『育つ器』 です。
お料理等でのご使用後は 洗う前にあえて油汚れをキッチンペーパー
などで全体に塗り伸ばしてから洗って頂くと より良く育っていきます。
大量生産では出来ない 『器を育てる』 という
あえて少しだけ手間をかける楽しみ。
その 『育つ』 過程を日々を過ごす時間の中で感じて頂けたら幸いです。
野田里美
野田里美作
TT07-21 墨樹 豆角皿
約w9.5cm×h1.5cm
技法 磁器
定価2,200円(税込)
すべてひとつひとつ丹念に製作した手づくりの作品ですので、形や大きさなど若干異なります。
色の出方なども焼き具合によって1点ごとに異なりますがご了承ください。
買物かごが動作しない場合は こちら